meli melo

ノベルゲームの感想置き場

Dear My Friend(light) ネタバレ感想

 

dlsoft.dmm.co.jp


 

 

平和な学園アドベンチャー

ひとまずPS2版でプレイ。(コンプリートエディションには、PC版、バッドエンド追加のPS2版、両者いいとこ取りのスペシャル版の3作品が、これ1つにまとまっている)

 

この作品、すっごく自分好みでした。

なんでもっと早くプレイしなかったんだろう。

でも話の中身がバレンタイン時期のシナリオだったのでタイムリー。

キャラの可愛さを押し出すものではなく、思春期ならではの、学生時代の恋愛の葛藤や心情を丁寧に描いていた。はっきり言えばお互い素直になれば簡単に解決するのかもしれない。でもそれがうまくいかないからこそ、なお話。

 

 

 

ねぼすけなヒロインを起こし、朝ご飯の席でのやりとり、登校にも一悶着。

学食で真剣になに食べるか悩んでみたり。

休み時間、どうでも良いことでだべったり……

放課後は溜まり場のカフェでバイトしたり休みの日はそこでおしゃべり。

 

そんな細々とした日常をぼーっと眺められる学園ADVって改めて最高だなと。癒される。

ゴリゴリの厨二や鬱、アクション系シナリオも好きだけど、ギャルゲーのこういうスタンダード的な学園ゲーム作品って、やっぱりいいなー。

 

 

スペシャルマージ版も近々やりたいな。

CS版で遊んだ後にそういうシーンを見るとなんかよりドキドキしそう

上のDMMリンクからOP見ることができるんだけど、WHITE LIPSさんの楽曲が作品の世界を彩っていて素晴らしい

OP曲の歌詞の「いつまでも幼さに抱かれたいけど それでも人は階段を上ってく 大人になるために」とか泣きそう

 

エンディング曲「昔、夢見てたことは」もほんと名曲。なんか卒業式ソングっぽいような……泣きそうになる。

 

くすくすさんの絵が可愛い。今作で好きになった。

特に麻衣のはにかみとか、都香のいたずらっぽい笑顔とか。そんな表情に引き込まれる

さくらッセとか、もしらばもやりたいなあ。

 

 

サブヒロイン2名はディエスとかでおなじみの正田崇さんシナリオ。

純愛ゲーでも正田さんのテキスト、使われる語彙から滲み出る厨二感ですぐ分かる。

以下ネタバレ

 

 

 

小麦

キャラのタイプ的にあんまり好きになれなかった。真相は驚いたけど。

でもデートをろくに約束してないから来ないだろと放置するのは流石に主人公どうかと思う

 

冴香

ここの主人公の行動は見ていてちょっと引いた。

へたれすぎ。その上冴香もちょっと私の好みには当てはまらなくて。プレイしててしんどかった。

 

メイン3人のシナリオがどれも作り込まれていて驚いた。

 

月夜

おっとりして見えて毒舌、のキャラは良かった。

2人で一緒にいられたら幸せなのだろうけれど、このルートの2人は短命になってしまうのだと思うとなんか切ないな……挿入歌の「たまあひのうた」がまた良い。この子は真実とか、焼き芋のインパクト強すぎ。

追加されたバッドエンドがまた切ない。

 

 

都香

ギャルゲーでよくこのテーマを書いたなあと。あの件、PC版は追記があるのかな?

このルートはギャルゲーというよりも、まるでひとつの恋愛映画みたいでした。

お嬢様なヒロインを黒服の男から守るとか、愛する人と一緒なら他になにもいらない、と駆け落ち展開になるとかどこの恋愛映画よ。

でもこのベタさ、すき。

ラストの親子3人のCGが素敵すぎて……

 

 

 

麻衣

「にゅ」が口癖。変な子だけどその自覚はあるしどこか抜けてるけどあるところで鋭かったりと、

思ったよりはしっかりしてる子だった。

 

学食で好物を見つけたときの反応が

『えへ、ホットケーキほっとけーき〜♪』

とか。かわいい。なに、この可愛い子。確かに持ち帰りたいかわいさあるわ……

生い立ちとか、居候なので伺うような態度ばかりで。でも誰よりも強い気持ちを持ってる。

主人公も素直じゃないから、お互い素直になるまで時間かかるし……じれったいのにどこか微笑ましくて、2人とも可愛かった。

駅での抱き締めるCGとても好き。ここでの「好き」はずるいよね。

ラストの幸せそうな2人に、おめでとう、って言いたくなった。

 

 

主人公の幼なじみの男友達。かわいい系。

バレンタインには主人公に手作りチョコレートをくれたり、時々意味深発言をしたりとどうしたいのか不明。本人はもちろん女の子好きなんだけど、あまりにも腐女子を釣るようなネタが沢山あったからどうしたいんだーって気持ち。

だってヒロインにさえ、「あんたたちどっちが受け攻め?」と言わせそれに対して、「受け攻めってなに?」と疑問を口にしてた麻衣が別ルートでは「わわ、恭一くん×司くん……?」とかわかってるような口ぶりで言い出すわでもうね。麻衣ちゃんは純粋でいてくれ。

 

しかもちゃんとこの2人のエンディング用意されてるし。

ぶつ切りごめんなさいエンドだったけど、

最後の司のCGとかモロ恋してる顔だったわ。なにあれ。ほんとあざといな。

 

あのさ、ここまでされたら余裕でくっついた先のエンド妄想してしまうんですけど。この作品、AS(アナザーストーリーモード。立ち絵音声、テキストを自由に作り上げて二次創作的な遊びができる)機能付きなので、やり方覚えてからここでガチの恭司シナリオ作って遊んでやろうか。悔しいので(?)

 

こうして書くと司エンドに興奮してる人になってるけど、女の子とのルートが本当に全部素敵でした。

やっぱり1番は麻衣ちゃんかな。

ドジっ子だし態度全体が子供っぽくて、同級生にもかわいいねーとか言われる感じで、「子供じゃないもん」って拗ねるのもかわいい。

 

でもそこが麻衣ちゃんのいいところなんだよなー。

ちゃんと自分の意思を、行動して想いを伝えられる強さも持っているから。その部分があったからこそ、彼女が好き。

 

ご都合主義。平和な世界、というわけではなく、現実的な困難とか色々なものを受けても、好きな人と前に進んでいく、ってところがリアルよりの純愛ゲーで、私の好きなものがたくさん詰まってました。本当にこの作品に出会えて良かった。

R18版もプレイしたら、追記するかも。